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第三の選択
Alternative3 米ソ宇宙開発の陰謀
ホントのことを君だけには、教えてあげよう。

●このビデオ、パッケージごと持ってる人っています? 多分あんまりいないでしょう。
昔、木曜スペシャルという番組をやってまして、いわゆるUFOネタやら怪奇モノとかをよくやってて、小学生だった私はよく見てました。っていうか大好き。
●その木曜スペシャルで、あの矢追純一氏が特別に緊急紹介するというカタチで放映されたのが、この「第三の選択」です。イギリスのアングリアTVが1977年に作製した「Science Report」という科学ドキュメンタリー番組シリーズの一本らしいです。
そもそも、英国の科学者たちの優秀な頭脳が海外などに流出しているという、憂れうべき現状のレポート、という地味なテーマで取材を進めていたスタッフが、海外へ行ったはずの科学者たちのうちのかなりの数が、不可解なカタチで失踪をとげているという事実に気がつくというところから話が始まります。彼等はどこへ消えたのか? 
●ナゾの死を遂げた電波天文学の権威と残されたノイズだけのビデオテープ、アポロ計画宇宙飛行士の衝撃の告白....。
一方、ケンブリッジの老科学者が明かす恐るべき事実! 彼によれば1957年にアラバマ州ハンツビルで人類の存亡を賭けた非公式の国際会議が開かれた。会議では温室効果による地球温暖化により人類の滅亡は避けられないという合意に達し、3つの打開策が検討された。
ひとつめの選択が大気中の炭酸ガス層を核爆弾で拡散させ強制的に放熱させるという方法。しかしながらこの案は、オゾン層などをも破壊してしまうために却下された。ふたつめの選択は地下都市の建造。しかし、温暖化に伴う海面上昇などを考えると現実的とはいえない。そして、第三の選択が人類の選ばれた一部を火星に移住させるという計画であった....。
●このビデオのハイライトが謎のビデオテープの内容です。ノイズだけしか写っていないテープをハリーという元NASA関係者から入手したデコーダを通して再生すると、そこに映されていたのは探査船からとおぼしき火星の赤茶けた地表の映像! そこに管制官とおぼしき人物たちの歓声がかぶさります。
「1962年5月22日、もし後にこの計画が公になれば、この日は人類にとって記念すべき時になるだろう。我々は火星に到達した!」センサーからのデータは、そこに大気や酸素があることも、また気温も生物が生存するのに十分な条件であることをも示しています。やがて高度を下げた無人探査船は地表に着陸しますがカメラはその時、とんでもないものを写し出します。もこもこと盛り上がる地面、まるでモグラのような生物が火星には存在していたのです!
●ちなみに一応、マジな取材部分以外は役者が演じてますが、司会のティム・ブリントンはホンモノのキャスタ−出身の議員です。そして火星探査の映像はかなり良くできてます。ちなみに、イギリスではエイプリルフールに放映されたらしいのですが、そう言うところも意味シンですよね、却って。それからプロデューサーが書いた同名、同内容の本はアメリカでは出版差し止めになったとか...。日本でも木曜スペシャル以前に(木曜スペシャルで放映されたのは1980年を過ぎてました)エイプリルフールの深夜、何の予告もなしに放映されたことがあるという噂もあります。しかも公式にはその放映を行った記録さえないらしいという...。
●いろいろとナゾに満ちたビデオですが、のりまきはかなり大好きでした。なんか荒唐無稽と、斬り捨てられないモノがあります。ビデオ自体、とっくに絶版だし、なかなか見れないとは思うのですが、もしどこかで見つけたら観てみて下さい。面白いっス。ちなみに恵比須のTUTAYAには前はありました。
●そして驚くべきことに音楽がブライアン・イ−ノです。初期アナログシンセの変な音楽が、妙にハマってて良いです。それから、細野晴臣のAlbum「SFX」のなかの「Alternative3」という曲はこのビデオのこと。さすがの選択眼!(笑)
"Alternative3"パッケージ
失踪した科学者のみなさん

(C)Zero gravity rounge2001

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